ハケンの品格


本日、世はホワイトデーとかいうものらしいです。
私はこんなもんかって見ました。



華麗なるカレー味って・・・。
ふらないでって書いてあるのですが、裏面には。。。



要するにふらせたいんじゃないかこの菓子はー!!!


ところで、私はドラマというやつをあんまり見ません。
テレビに向える時間が不定期ですし、ゲームばっかりやっています。


でも、そんな私に心強い見方がきたのです。
それはDVDレコーダ!!!
今更感が漂いますが、私にとっては文明の利器です。
やっぱこれあると生活変わりますわーっていうかドラマ全話みるとか楽になりました。


で、本題のハケンの品格について。
働き方っていうことをいろいろ考えていた私にとってなんかおもしろそうってことで見たんですが、いやぁおもしろかったですねぇ!


というわけで全話みたんで感想とかとか。
ネタバレを大量に含むのでご注意を!




親も少し見ていたようで、そのときの感想が随分ぶっ飛んでいる話だといっていました。
確かにそのとおりで、ヒロインの大前春子が相当ぶっ飛んでます。㌧でもないスキルの持ち主かつ、行動が極端だからです。親曰く、「こんな能力あるなら、派遣やらないで会社興して社長になれば大金持ちになれる」といっていました。そりゃそうだ。


んじゃリアリティを欠いているかっていうかというと、そんなことはあまりありません。たとえば
・派遣の人が正社員を好きになってしまった場合は?
・派遣の人が企画を提案し、通ってしまった場合は?
・派遣で働いている最中、もっと条件のいい派遣があった場合は?
・派遣が解雇されるときとは?


まぁこういういざこざがあるんですけど、それをスパッと解決するのが、そう、ヒロインの大前春子なんです。いわばスーパー派遣というよりスーパーマンですね。


そして、物語の核心部分といえば、なぜ大前春子ほど優秀な人が、非正社員の道を選んだかということです。しかし、最終回に近くなるほど少しずつ明らかになりますが、最後まで見ても明確になることはありませんでした。


私が見る限り、大前春子という人間は、前は正社員として働いていたが、雇い主の都合で解雇された経験を何度かしていました。正社員になるということは、会社人間になるということであり、会社という場所が自分の人生にとって大きなものになるのです。(今はそうでもない人が多いみたいですが。)


よって、その分正社員は会社を辞めさせられれば、それは精神的にも大きな痛手になります。だから、彼女は解雇されないように必死にスキルを磨き、職場に情がうつらないように3ヶ月限りの派遣にし、一切更新を行わないという生き方を選んだようです。


大前春子は、正社員を「お自給泥棒」「会社にしがみついている」と痛快に批判しますが、正社員のメンツをつぶさないようにとりはからったり、派遣がクチを出すべきでないことには口出さないよう、同じ派遣社員に促したりしていました。


もしかしたら、正社員と派遣という両方の働き方をし、両方の立場を味わっている大前春子という人間こそが、一番思いやりのある人間なのかもしれません。まぁ、彼女の場合、クチは厳しいが行動はやさしいので、皆に「言っていることとやっていることがあっていない。」といわれているのですけどね。要するにツン○レですかね(笑)


どちらにせよ、ドラマ自体は最後をうまく何とか纏めましたが、大前春子の秘密もはっきりしていませんし、なんか含みがある終わり方をしているので、きっと次回作があるでしょう。


また録画しまっせ!