Windows Vista導入期(後編

さて、遅ればせながら後編。
ちなみに、夏っぽく向日葵色っぽくしてみた。


で、Vistaを無事導入して立ち上げると
画面のセンスとかは思ってたよりいいなぁと感慨に浸る。


「いやいや、インターフェイスはデザインだけではだめでしょ」
「それ以上に飽きのこなさや軽さ(これ一番大事)のほうが大事でしょ」
と思ってVistaに乗り換えない人は多いと思う。


ところが、Vistaに乗り換えてもitunesと起動以外はXPと同レベルにサクサク動く。
(起動はとっても遅い・・・。常駐切っても遅い。メモリのせいだろうか。)
また、デザインはただみてくれがよくなっただけではなく、こんないいことがある。



これは「マイコンピュータ」の画面であるが、すばらしいことに
ディスクの容量が視覚的に一目瞭然なだけでなく、ユーザー名やPCのスペック
さらには参加しているワークグループやドメイン名(Home Premiumでは参加できないが。)まで一目でわかるのである。
さすがに筆者もこの画面見たときは「おおっ」と思った。


一目でわかるインターフェイスということは、少ない操作で多くの情報が手に入るということであり、
結果的に無駄な操作が減るということである。サクサク動く環境ならこのインターフェイスはなかなか快感である。


また、検索機能がVistaのちょっとした目玉かもしれない。
スタートボタンの検索ボックスにいれるだけで、フォルダだけでなくwebも高速検索してくれる。


ただ、ちょっとさわって気がついたことは
デザインやフォントがマックっぽいなぁ!
ということである。



これは「コントロール・パネル」の画面であるが
大きなアイコンといいフォントといい、とてもマッキントッシュっぽい。
マックが好きでWinを嫌っていないユーザー、もしくはWinユーザーだけどマックのデザインが格好いい
と思っているユーザーにはVistaはお勧めである。


しかし、Vistaを導入することはいいことばかりではない。
Vistaをはじめて触った多くのユーザーが迷うものが
UACというVista最大の変更点である。
これは、悪く言ってしまえば操作の面倒くささと同時にアプリケーションの互換性問題を引き起こす。
だが、UACVista導入の足かせになるのは明らかであるのに、それでもマイクロソフトは導入したのである。
なぜ導入したか、その意義についての考察は次回にまわすことにする。


とりあえずプログラムの互換性問題をなんとかする方法を。
一つ目はプログラムを右クリックして、「管理者として実行」を選ぶやり方である。
もうひとつは同じく右クリックして「プロパティ」を選択し「互換性」タブをクリックする。



そして、下記画面で「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れる。
ついでに、その上の互換モードも設定しておくとよい。


これで、動くプログラムもあるようだ。ROもこれで動く。
だが、システムに影響を与えるプログラム(バックアップ系など)は大抵この方法では動かない。


さてさて、ほかにも困ったチャンなことといえば、やっぱりipoditunes関連である。
たとえばこんな風に脅されたりもする。



きちんと更新プログラムを入手してから接続するようにしよう。
なお、この更新プログラムはWindows Updateで自動的に手に入らない模様である。



URL:http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=6a9fc712-f518-44ab-a11f-b6aa22525dec


個人的感覚としては、itunesはサクサク動くのだが
どうやらipodをつなげると同期が非常におそかったりと妙に重く感じる。
itunesipod環境がすっごーく重要で、それでもVistaを使いたい場合は
安定して動くXPのPCでこれらを導入し、VistaのPCを別途買うことをお勧めする。


さて、この場でいくつか操作法を記述したが、それでうまく動く事など当然筆者は保証できない
信じる、信じないは自己責任の元で行っていただきたい。