話し合う対象は趣味?それとも人?


日記を書く時間が無いっ!
ほらそうこうしている間にもう二週間ほどが経過。
こうなったら早起きして書くしか・・・。
久々にエッセーでも書こうと思ったんで執筆。


人それぞれ趣味、こだわり、ハマっているものは違うもの。
サッカーや野球といった一般に認知されやすい趣味から、
声優やアニメなど、残念ながら一般的にはオタクといわれてしまっている
モノに興味を持っている人も世の中には多数いる。


だが、これらにハマっているせいで人間関係にトラブルが生じてしまうケースも多々ある。
(特に恋人同士)そんなとき、問題にすべき対象が趣味などにはまっている「その人のあり方」
であるのに「趣味そのもの」の批判へとなってしまう
ことが多々ある。


たとえば、趣味などで人間関係が崩れる原因として多いのが
「没頭しちゃうと周りが見えなくなる」というもの。
筆者も「ゲーセン行くと、私ほっとかれちゃう・・・」などと
嘆かれた、困った経験もある。


他に多いのが、趣味に関する話題について延々とはなされ、相手が「興味ないよビーム」を
出しているにも関わらずそれをやめようとしない。なんていうのもとてもありがちなケースだ。


ところで、筆者の趣味は、ゲームであることは常々述べているが
ゲームに関わらずその趣味を友達、特に恋人と一緒に楽しみたい
という人は多いはずである。


だが、そこでもいざこざが発生する。なぜなら、片方は趣味、もう片方は初心者。
となればお互いの知識や経験などが段違いだからである。


すると、料理にたとえて説明すると、だいだいこんな展開になりやしないだろうか・・・。




「これウマいから食べてみな!」と最初言っているつもりが、次第に・・・
「これをこうやってこうやって食え!」
「そこはマヨネーズじゃなくて醤油だろ!」
そして、「な、うまいだろ?」


ということになりかねない。そう、いわゆる「上から目線による押し付け」というやつである。
要するに、「一緒に楽しむ」ではなく「まずは自分が楽しみたい」「まずは自分が上」という
魂胆がそこにはあるわけ
である。


そりゃ、問題が発生しますわ。


だから、趣味などでいざこざが起こるとしたら、原因は「その人のあり方」が問題なのである。
にも関わらず、「趣味そのもの」に対しての批判に終始してしまうケースが多い。

だが、そのような争いは、泥沼の戦いであることは間違いない。なぜなら、趣味である側は
自分の知識や経験を総動員していかにその趣味がすばらしいかあれこれ理由をつけて正当化し
趣味でない側もまたあれこれ理由をつけて批判をする。これでは、千年戦争である。


そして、自分の趣味などをそれこそズタボロに叩かれでもしたら、多くの人は烈火の如く怒るか、
それとも青菜に塩レベルじゃないヘコみ方をするか、どちらかであろう。
もちろん、そんなことになればやれ別れるだの絶交だの、深刻なケースになってもおかしくない。


そして、趣味などに限らず、人間同士のいざこざの元をさぐると、結局はお互いの理解不足
コミュニケーション不足であることがほとんど
である。先ほどの「なっうまいだろ?」の話を持ち出せば


大抵の人は上からモノを言いたがるくせに、自分が言われるとハラが立つ。筆者ももちろんその一員だ。
そのことを趣味の側はもちろん気をつけるべきだし、趣味でない側も「上から目線」を多少は容認するなど
お互いが理解する必要がある。


そして、本当に趣味などを共有したいのなら、同じ目線で、同じスタートラインではじめることが
やはり大切であることは間違いない。そういったものを探してみるのも、またいい試みである。


と、いうわけで読者の皆さんも単なる趣味など批判に陥らないように注意して
良いコミュニケーションライフ&趣味ライフを。